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「Windows 11 LTSC 2024」の一般提供も開始

長期の安定運用が必要な特殊デバイス向け、サポート期間は5年間固定

同社のアナウンス

 「Windows 11 2024 Update」(バージョン 24H2)の正式公開に合わせ、新しい長期サービスチャネル(Long Term Servicing Channel、LTSC)リリースである「Windows 11 Enterprise LTSC 2024」の一般提供も開始された。

 「Windows 11 Enterprise LTSC 2024」は製造業や医療システムなど、長期にわたりOSバージョンを固定して安定的に運用しなければならないデバイスや規制認証が必要なデバイス向けに設計された特殊なバージョン。ボリュームライセンスプログラムを通じて、ユーザー単位またはデバイス単位で提供される。

 サポート期間は5年間固定で、これは「Office LTSC 2024」と同じだ。

 なお、IoT機器向けの「Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024」も本日より提供される。こちらもライフサイクルは固定で、10年間のサポート期間が設定されている。OEM経由、またはボリュームライセンスを通じてMicrosoftから直接提供される。