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「第三回AIアートグランプリ」大賞作品は「象牙のナイフ」に決定!【AIフェスティバル 2024】
作品テーマは「活きる」、ファイナリスト作品の審査結果発表
2024年11月9日 16:19
ベルサール秋葉原(東京・秋葉原)にて開催中のAIイベント「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」の会場内において、11月9日、「第三回AIアートグランプリ」の最終審査会および表彰式が実施された。グランプリを受賞した作品は、elim氏による「象牙のナイフ」。
「AIアートグランプリ」は、人間の芸術的想像力を高めるAIの進歩を受け、来るべき時代に人間とAIが共生し、人間がより自らの能力を拡張するためにAIを活用したアート作品を広く募集し、厳正な審査の上、表彰する大会。
第三回となる今回の作品テーマは「活きる」となっており、グランプリ部門の審査対象はAIを利用して作られた動画、漫画、音楽、ゲーム、ハードウェア、パフォーマンスなどの表現物。最終審査会では、一次審査を通過した10作品の各アーティストによるプレゼンテーションおよび、審査員との質疑応答が行なわれた。
各作品の審査結果と今年の大賞に輝いたグランプリ作品は下記の通り。
第三回AIアートグランプリ(グランプリ部門) 受賞作品
佳作
- 「異邦人」志村翔太
- 「付喪神ジェネレータ」異業種データサイエンス研究会(関東)
- 「MOMO TARO」北澤和巳
- 「Qveria - 空想世界事典」kogu
- 「Chronovital Resonance」米城 陽
AIアートグランプリ(グランプリ部門) 賞金
- グランプリ:1作品
賞金15万円、副賞:GALLERIA U-Series デスクトップモデル - 審査会特別賞:1作品
賞金10万円 - 優秀賞:3作品
賞金5万円 - 佳作:5作品
賞金3万円
なお、最終審査会および表彰式の模様は別稿にてレポート予定。今回より新設された「絵画部門」(AIを利用して作られた静止画作品を対象)の審査結果は、すでに「AIフェスティバル 2024」初日の11月8日に会場内で展示発表されている。