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USDで工場のデジタル化をもっと簡単に! MR×LLMというAI活用も提示する理経ブース【AIフェスティバル 2024】

Meta Quest 3からLlamaにアクセス、実際に体験も可能

「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」理経ブース

 ベルサール秋葉原(東京・秋葉原)にて開催中のAIイベント「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」の会場内において、理経がブース出展を行なっている。同イベントは11月9日が最終日で、本日10時から17時まで。

 理経ブースでは、AI学習用向けUSD(Universal Scene Description)で開発されたデジタル空間のデモ展示を実施。USDという3Dファイルフォーマット規格に沿ってデータを作ることが、昨今のトレンドになってきているとのことで、さまざまなソフトを横断的に移動してもデータ構造が壊れないという特徴を活かしたデータアセットを通じて、自分たちの工場のデジタル化をもっと簡単にできるとアピールしている。

 ほかにも、同ブースではAIを活用したMRデモ体験が可能。ロボットを組み立てていく際に、装着したヘッドセットからLLM(「Llama 3」)にアクセスして作業支援をしてくれるというもので、複数人と共有しながらでも、自分一人だけでも作業を完了しやすくなる。遠隔サポート用の人員を用意するコストを削減できる点もポイントとのこと。

USDは質感ごとにデータ管理しやすいのもポイントだという
「Meta Quest 3」を装着してロボットの組み立てを行なっている
AIがマニュアルを認識・解釈してから回答。操作しやすいよう、作業に応じて質問内容をレコメンドしてくれる