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“AI使えます!”を資格として認定、生成AIを活用できる人材育成活動に取り組むJDLA【AIフェスティバル 2024】

試験の合格者のみが参加できるというコミュニティも

「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」JDLAブース

 ベルサール秋葉原(東京・秋葉原)にて開催中のAIイベント「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」の会場内において、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)がブース出展を行なっている。同イベントは11月9日が最終日で、本日10時から17時まで。

 JDLAは、ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目的に設立された協会。ディープラーニングを事業の核とする企業および有識者が中心となって、産業活用促進、人材育成、公的機関や産業への提言、国際連携、社会との対話など、産業の健全な発展のために必要な活動を行なっている。

 ブースでは、同協会の主な活動内容を紹介。とりわけ、生成AIに特化した知識や活用リテラシーの確認のためのミニテスト「Generative AI Test」を実施するなど、AI技術を扱う人材育成活動の一環として試験事業を柱のひとつに掲げている。

 企業活動にも導入が進んできた生成AIを、安心かつ有効に活用するための知識を有しているかの指標を提供。試験の合格者のみが参加できるというコミュニティもあり、合格者同士で最新のAI情報を共有できる場にもなっているという。

生成AIのビジネス活用に必要な知識が身につくミニテスト「Generative AI Test」(年2回実施、6月・12月)
試験事業のほかにも「生成AIの利用ガイドラインの公開」など、標準作りにも取り組んでいる
賛同・参加している企業は増加傾向にあるという