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これを知るとさらに便利になる「OneNote」の隠れた機能、公式が紹介

Web Clipperや印刷機能の応用など

これを知るとさらに便利になる「OneNote」の隠れた機能

 米Microsoftは3月8日(現地時間)、「OneNote」のあまり知られていない便利機能を紹介する記事を公開した。

Webコンテンツをクリップする「OneNote Web Clipper」

「OneNote Web Clipper」

 「OneNote Web Clipper」は、ブラウザーの拡張機能として追加することで、閲覧中のWebページを「OneNote」へスクラップできる機能。スクラップされたWebページは「OneNote」で注釈付けしたり整理できる。

印刷機能であらゆるファイルを画像形式として保存できる

印刷機能であらゆるファイルを画像形式として保存

 他アプリの印刷機能を利用し、ドキュメントやスプレッドシート、電子メール、Webページ、PDFなどさまざまな種類のファイルを画像として、「OneNote」に出力することができる。

 ファイルの[印刷]を選択し、プリンターの一覧で[OneNote (desktop)]または[OneNote (desktop) - Protested]を選択することで保存することで、「OneNote」に画像データとしてノートブックや各ページに貼り付けることができる。なお、この機能に関してはWindows版のユーザーのみが利用できる。

バージョン履歴を遡り、編集前のデータ復元

バージョン履歴機能

 バージョン履歴機能で、以前のバージョンのノートを復元することができる。期間または作成者に基づいてノートブックのバージョンの検索したり、以前のバージョンのすべてを表示可能。また、不要になった特定のバージョンを削除できる。

 これにより、例えば他ユーザーがノートブックにアクセスし、誤って編集してしまった場合でも以前のバージョンに戻すことができる。また、ドキュメントの進捗状況を追跡したり、古いバージョンの確認としても活用できる。

ごみ箱の情報は最大60日間保存

ごみ箱の情報は最大60日間保存される

 「OneNote」のごみ箱は、削除されたメモやセクションを最大60日間、一時的に保存する機能を持つ。意図せず重要なデータを削除してしまったとしても、ゴミ箱から復元可能。

 また、60日を待たなくとも、ユーザー自身で完全にデータを削除することも可能。