NEWS(12/02/09 11:05)
「RealPlayer」v15.0.2.71が公開、全7件の脆弱性を修正
いずれもリモートから任意コードの実行を許す恐れ
米RealNetworks, Inc.は6日(現地時間)、メディアプレイヤー「RealPlayer」v15.0.2.71を公開した。本バージョンでは、全7件の脆弱性が修正されている。
今回修正された脆弱性は、いずれもリモートから任意コードの実行を許す恐れがあるもので、“CVE-2012-0928”以外の脆弱性は「RealPlayer」v15.0.1.13以前のバージョンに影響する。また、“CVE-2012-0928”は「RealPlayer」v14.0.7以前のバージョンに影響するほか、Mac版の「RealPlayer」v12.0.0.1701以前のバージョンにも影響する。
なお、これらの脆弱性を悪用した事例は、7日現在報告されていないとのこと。
「RealPlayer」は、Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在、最新版のv15.0.2.72を同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には「Adobe Flash Player」のActice X版v9.0以降が必要で、そのほか「QuickTime」v7.5以降のインストールが推奨されている。
- 【著作権者】
- RealNetworks, Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0.2.72(12/02/07)