NEWS(12/06/20 14:34)
Adobe、「Adobe Flash Player 11.3」が「Firefox」で正常に動作しない問題へ言及
近く修正版が提供される見通し。それまでテクニカルノートなどを参考に回避策を
米Adobe Systems Incorporatedは19日(現地時間)、公式ブログ“Adobe AIR and Adobe Flash Player Team Blog”で、「Adobe Flash Player 11.3」と「Firefox」の問題について言及した。
現在、「Adobe Flash Player」v11.3.300.257をインストールした「Firefox」で、一部動画サイトで動画が視聴できない、日本語が入力できない、「Adobe Flash Player」プラグインがクラッシュするなどといった問題が発生している。
この問題は、「Adobe Flash Player 11.3」でWindows Vista/7向けに追加されたセキュリティ機能“保護モード”や、「RealPlayer」をはじめとするほかのプラグインとの競合などに起因するとみられる。16日(日本時間)には、問題の一部を修正する「Firefox」のアップデートv13.0.1が、Mozillaによって提供されている。
Adobeの公式ブログによると、同社は「Adobe Flash Player 11.3」に問題があることを認識しており、現在、Mozillaと密接に協力しながら問題の解決にあたっているとのこと。問題を回避するための方法をまとめたテクニカルノート(英語)を用意するとともに、不具合の報告を呼びかけている。
また、“Flash Player 保護モードのトラブルシューティング”と題する日本語のサポート文書が、17日付けで公開されている。トラブルに直面している人は参考にして、解決に役立ててほしい。