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電机本舗、OSの設定をSSD向けにする「SSD最適化設定」をメジャーアップデート
SSDに負担をかけるWindowsの機能を手軽に無効化できる
(2015/2/10 15:03)
(有)電机本舗は8日、OSの設定をSSDに適したものへ変更してくれるツール「SSD最適化設定」の最新版v2.0を公開した。Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在、9日に公開された最新版v2.1が同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
まだSSDが一般的に普及していなかった時代に発売された古いOSでは、ストレージの設定がHDD向けになっており、SSDのパフォーマンスを十分に引き出せなかったり、場合によっては最適な設定に比べSSDの寿命が著しく短くなってしまうことがある。
「SSD最適化設定」はそういったOSの設定を見直し、SSDに関わる問題を解決するためのツールだ。ウィザードで初心者でも簡単に利用できるほか、上級者向けの手動設定機能も用意されている。
今回のアップデートでは、仮想メモリのサイズを見直してSSDの空き容量を増やす機能が追加されたほか、Windowsのハイバネーション機能をOFFにしたり、復元ポイントの設定を変更するといった、SSDへの書き込みを抑制するのに役立つ機能が追加された。
また、Windowsのプリフェッチやスーパーフェッチを自動でOFFにする機能も搭載。これらの機能はよく利用されるファイルを低速なHDDから高速なメインメモリへ先読みして高速化する機能だが、SSDの登場により必要性が薄れた。本ソフトでは、システムに搭載されているメモリの量やOSのバージョンからこれらの機能が不要な環境を判定し、自動で無効化してくれる。
ソフトウェア情報
- 「SSD最適化設定」
- 【著作権者】
- (有)電机本舗
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.1(15/02/09)