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「Word」と「PowerPoint」にローカルAIで代替テキストを付ける機能 ~Copilot+ PC専用

クラウドにデータを送出しないのでプライバシーばっちり

同社のアナウンス

 米Microsoftは12月23日(現地時間)、「Microsoft 365」アプリに新しい「Copilot+ PC」デバイス向け機能を追加すると発表した。「Word」と「PowerPoint」で、コンテンツに挿入されている画像の代替テキストをローカルAIで生成できるようになる。

 代替テキスト(altテキスト)とは、なんらかの理由で画像を表示できないとき、代わりに表示される説明文のこと。視覚に障害を抱えるユーザーがスクリーンリーダー(読み上げソフト)を頼りにコンテンツを閲覧する場合に用いられるということもあり、Webコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)では非テキストコンテンツにはかならず付与するよう求めている。とはいえ、すべての画像に代替テキストを追加するのは手間だろう。

 そこで役に立つのが、ローカルAIで代替テキストを生成する機能だ。「Copilot+ PC」デバイスに搭載されているAIチップ「NPU」が画像を読み取り、システムに負荷をかけることなく説明文を生成してくれるので、ユーザーがわざわざ考えて入力する必要はなくなる。クラウドAIに比べると品質は劣るが、外部にデータが送出されないため、プライバシーを保護できるのも魅力だ。社内向けのコンテンツ作成でも安心して利用できる。

 本機能は「バージョン 2512」(Build 19530.20006)およびそれ以降のWindows版で利用可能。画像を選択するとリボンに現れる[図の形式]タブで[アクセシビリティ]-[代替テキスト]コマンドを実行するとサイドパネルが現れ、画像の代替テキストを生成できるようになる。

[代替テキスト]コマンドを実行するとサイドパネルが現れ、画像の代替テキストを生成できるようになる

 生成された代替テキストは、その場で承認すると画像に反映される。自分で編集することも可能だ。機能が不要であればオプションダイアログで無効化できる。