ニュース

「Microsoft Edge 152」が公開 ~更新頻度は2倍に、詐欺サイトへ誘導する通知を自動停止

Apple アカウントでのサインインにも対応。脆弱性も大量に修正

「Microsoft Edge 152」が展開中。筆者環境に届いたのはv152.0.4191.53

 米Microsoftは8月27日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v152.0.4191.52を安定(Stable)チャネルでリリースした。メジャーバージョンアップとなる「Edge 152」は、かねて予告されていた通り メジャーアップデートの間隔が2週間に短縮される最初のバージョン となる。

 おもな新機能は、以下の通り。いずれも段階的な展開となるため、アップデートしてもすぐには反映されない場合がある。

  • 詐欺・悪質サイトからの通知を自動で解除:通知から誘導されるWebサイトが「Microsoft Defender SmartScreen」によって詐欺・フィッシング・マルウェアとしてブロックされた場合、「Edge」が通知元のサイトからの通知を自動的に停止してユーザーに知らせる。[プライバシー]-[サイトのアクセス許可]-[通知](edge://settings/privacy/sitePermissions/allPermissions/notifications)からいつでも見直し・復元できる
  • Apple アカウントでのサインイン:「Microsoft アカウント」や「Google アカウント」に加え、「Apple アカウント」でも「Edge」へサインインできるように。Windows版およびMac版で利用可能
  • アドレスバーの鍵アイコンを強化:アドレスバーの鍵アイコンから保存済みの資格情報をクリックすると、詳細パネルが開くように。ユーザー名のコピー、パスワードの表示とコピーに加え、ログイン情報ごとにメモを書き添えられる。秘密の質問やアカウントの用途、復旧情報などを、設定画面やパスワードマネージャーを開かず、保存済み資格情報と一緒に管理できる

 一方、以下の機能は廃止、または段階的な廃止・非推奨化の対象となる。

  • 「Drop」の廃止「Edge 110」で導入された「Drop」が廃止された。「Edge 151」の時点で「近い将来に廃止」と予告されていた
  • リアルタイム動画翻訳の廃止:段階的に廃止される
  • 「unload」イベントの非推奨化:「Edge 152」「Edge 153」では、サイトが明示的に許可しない限り、ページ読み込みの60%でイベントハンドラーが実行されなくなる。「Edge 154」では80%、「Edge 155」では100%に拡大される予定。信頼性が低く、戻る/進むキャッシュの妨げにもなるため、Web開発者には代替APIへの移行が推奨されている

 セキュリティ関連では、ベースとなっている「Chromium」の脆弱性修正が反映された。「Google Chrome 152」での修正は、実に327件にも上る。

 これに加え、「Edge」独自の脆弱性7件(CVE-2026-58616、CVE-2026-62904、CVE-2026-66323、CVE-2026-66324、CVE-2026-66798、CVE-2026-70341、CVE-2026-72984)が修正された。執筆現在、「セキュリティ更新プログラム ガイド」には詳細が掲載されていないため、深刻度や影響は不明。

 いずれにせよ、できるだけ早いアップデートが望ましい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合、待っていれば自動で更新されるが、手動での更新も可能。画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。