NEWS（10/10/13　16:51）

　スレッドの盛り上がりをグラフで確認できるなど、ユニークな機能を備える“２ちゃんねる”ブラウザー「V2C」の最新版v2.2.0が、11日に公開された。最新版での主な変更点は、ローマ字入力で日本語をインクリメンタルサーチできる“Migemo”を利用してスレッド一覧やレス本文を絞り込めるようになったこと。

　これにより、たとえば“mado”というローマ字入力で日本語の“窓”を検索することが可能になった。なお、本機能を利用するには、別途“Migemo”の辞書ファイルが必要。辞書ファイルの導入方法は、「V2C」のWebサイトを参照してほしい。辞書ファイル導入後は、検索ボックスの右クリックメニューにある［Migemo］項目をONにすれば、“Migemo”を利用した絞り込みが可能となる。

　また、普段２ちゃんねるを閲覧する際に便利な機能強化も施されている。たとえば、レス本文から複数の行を選択して“NGワード”として登録することが可能になった。さらに、“画像ポップアップ・ビューア”機能で“タブを閉じる”“全てのタブを閉じる”といったタブ関連のキー割り当てやマウスジェスチャーを設定可能となった。

　そのほか、“Twitter”関連の機能も強化されており、指定したユーザーのツイートを非表示にする機能などが追加されている。ツイートを非表示にする機能は、ユーザー名の右クリックメニューから利用でき、閲覧中のタブのみ非表示にするか、検索を除くすべてのタブで非表示にするかを選択できる。

　本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。