NEWS(10/11/15 14:56)

定番オーディオエンコーダー「BonkEnc」の最新版、名を「fre:ac」へ改めて公開

多言語対応の強化と不具合の修正が施される

「fre:ac」v1.0.17「fre:ac」v1.0.17

 定番のオーディオエンコーダー「BonkEnc」の最新版v1.0.17が、14日に公開された。本バージョンから、ソフト名が「fre:ac」へ改められている。

 「fre:ac」は、MP3/MP4/M4A/AAC/Ogg Vorbis/Bonk/FLAC/AIF/AU/VOC/WAVE形式の音声ファイルを相互に一括変換できるソフト。各形式のエンコード設定は、ビットレートや固定・可変レートの指定だけでなく、フィルター処理や各種パラメーターなども詳細にカスタマイズできる。また、音楽CDのリッピングも可能で、CDDBサーバーから楽曲情報を取得して、タグ情報やファイル名へ自動で反映できる。

 本バージョンではソフト名の変更のほか、多言語対応が強化されている。アラビア語のサポートを追加したほか、日本語・トルコ語・ウクライナ語・フィンランド語のユーザーインターフェイスが改善された。

 また、Ogg Vorbis形式の音楽ファイルを扱うライブラリ“libogg”がv1.2.1へとアップデートされたほか、ネットワークドライブから利用する際に起動が極端に遅くなる不具合や、WMAファイルのメタデータを読み取る際の不具合などを解消している。

 本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Robert Kausch 氏
【対応OS】
Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.0.17(10/11/14)

(柳 英俊)