NEWS(11/01/14 13:55)
Microsoft、Webアプリを開発できる新しい開発環境「WebMatrix」を正式公開
「Web PI」でWebアプリの動作に必要なコンポーネントも一括導入
Microsoft Corporationは14日、Webサイトの開発を行う際に必要な機能をひとまとめにした開発ツール「WebMatrix」の正式版を無償公開した。なお、本ソフトのベータ版はユーザーインターフェイスが日本語化されていなかったが、正式版では日本語化されている。
「WebMatrix」は、データベースを利用した動的なWebアプリケーションを開発・管理できる開発環境。簡易Webサーバー「IIS Express」、簡潔な記法をもつテンプレートエンジン“Razor”、データベースエンジン「SQL Server Compact Edition」を組み合わせて、軽量な動的Webサイトを構築できる。
「WebMatrix」はWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応しており、インストールには同社のWebサイトからダウンロードできる「Microsoft Web Platform Installer(Web PI)」v3.0を利用する仕組み。「Web PI」は、ASP.NET/PHP製の各種Webアプリを手軽にWindows環境へインストールできるマイクロソフト公式のインストールソフトで、これらWebアプリの動作に必要なコンポーネントも一括で導入可能。面倒な環境構築作業の手間を省いて、すぐさま開発に取りかかれるのがうれしい。
Webアプリを開発する際は、用意されたテンプレートを利用して一から開発できるほか、“WordPress”や“DotNetNuke”といったオープンソースのWebアプリをダウンロードしてWebサイトを構築したり、必要に応じて拡張することも可能。また、開発したWebアプリをサーバーへ設置する作業も、本ソフトから簡単に行える。
「Microsoft Web Platform Installer」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0(11/01/13)