NEWS(12/08/02 18:38)
深刻度“Critical”の脆弱性1件を含む4件の脆弱性を修正した「Opera」v12.01が公開
URLを使って強制終了を引き起こし、コードの実行を許す可能性
ノルウェーのOpera Software ASAは2日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Opera」の最新版v12.01を公開した。最新版の主な変更点は、同社の基準で深刻度が最高の“Critical”と評価された脆弱性1件と、2番目に高い“High”に分類された脆弱性3件を修正したこと。
深刻度“Critical”と評価された脆弱性は、URLを使って強制終了を引き起こし、コードの実行を許す可能性があったというもの。深刻度“High”の脆弱性は、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性2件と、極端に小さなウィンドウを使うことでユーザーが意図しないファイルをダウンロードさせられてしまう脆弱性1件となっている。
そのほか、本バージョンでは安定性の向上やメモリ使用量改善などの改良が施されている。
本ソフトは、64bit版を含むWindows 2000以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windows 2000以降(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 12.01(12/08/02)