REVIEW(10/01/12)
「Outlook」とGmailの“連絡先”を定期的に同期できる「GO Contact Sync」
連絡先データをGmailで集中管理、複数PC上の「Outlook」の連絡先データも同期可能
「GO Contact Sync」は、「Microsoft Outlook」(以下、「Outlook」)とGmailの“連絡先”を定期的に同期できるタスクトレイ常駐型ソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Outlook 2003」およびWindows 7上の「Outlook 2007」で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すれば、「Outlook」の連絡先データをGmail上で集中管理できる。複数PCに分散した「Outlook」の連絡先データを同期できる上、「Outlook」を再インストールする際にデータをバックアップする手間を省けるのもうれしい。また、日ごろから「Outlook」の連絡先データをGmailと同期しておけば、出先からいつもの連絡先データを利用できて便利だろう。
基本的な利用方法は簡単で、Gmailのアカウント情報を入力したのち、“Sync Profile”欄に任意のプロファイル名を設定するだけ。複数のPCを同期に参加させる場合はプロファイル名でPCの識別が行われるので、それぞれのPCに固有の名前を設定しておこう。たとえば、会社のPCならば“Office”、自宅のPCなら“Home”などとしておけばよい。
あとは、画面右下にある[Sync]ボタンを押せば、「Outlook」とGmailの“連絡先”を同期できる。同期の際は、タスクトレイアイコンのバルーンで同期作業の結果を通知してくれる。
さらに、同期する際の挙動を細かく設定することもできる。たとえば、連絡先データが競合する場合どちらを優先するかを設定したり、常にGmailのデータで「Outlook」のデータを上書きする設定やその逆も可能。また、定期的に同期作業を行ったり、Windowsのスタートアップへ本ソフトを登録する機能も備えている。
なお、編集部にて試用したところ、独自ドメインで運用されている“Google Apps”内のGmailとも同期できることを確認した。
- 【著作権者】
- WebGear.co.nz
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows XP/7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.3 Beta(09/04/03)