いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】地味な表でも簡単に見栄えよくできる! セル内に棒グラフを表示するテクニック
2022年7月13日 06:55
データの傾向をミニ棒グラフで表現できる「データバー」
数値がびっしりと並んだ表では内容を確認するのに苦労しますよね。注目すべきセルに背景色を塗ったり、文字色を変えたりする工夫はできても、手作業では偏りが生じる可能性もあります。また、資料を確認する人は、ビジュアル化された資料で全体を俯瞰したいということもあるでしょう。
解決策のひとつはグラフですが、作成には手間がかかります。もっと手軽に見やすくしたい! というときに使って欲しいのが「データバー」です。
データバーは「条件付き書式」のプリセットとして用意されている便利な機能。メニューから選択するだけで、以下のようなミニ棒グラフをセルの中に表示できます。
データバーのほか、数値を判断してセルを塗り分ける「カラースケール」や注釈のように使える「アイコンセット」も用意されています。設定は簡単。さっそく使ってみましょう。
[条件付き書式]ボタンから選ぶだけ
データバーは条件付き書式のひとつです。設定したいセル範囲を選択しておき、[条件付き書式]-[データバー]から選択します。
データバーを非表示にしたいときは[ルールのクリア]を選択します。データバーを設定したセル範囲を選択してクリアしてください。
「カラースケール」と「アイコンセット」の設定も同様。[条件付き書式]から選択するだけです。
データバーで手軽に見やすくなる
データを視覚的に見やすくするテクニックとして「データバー」は重宝します。グラフを作成する手間もスペースも節約できますよね。設定も簡単なのでぜひ活用してください。