いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】チェックボックスのクリックでセルの色を切り替える! 簡単な工夫で表の見栄えを向上するテク
2022年9月14日 06:55
チェックボックスのON/OFFでセルの書式を切り替える!
以前の記事で、エクセルでチェックボックスを挿入する方法を紹介しました。チェックボックスON、またはOFFの数を集計することもできるので、使用シーンによっては作業が捗りますよね。
今回はひと工夫して、チェックボックスONで自動的にセルの書式を変更する方法を紹介します。紹介する操作ではフォントの色を設定しますが、セルの背景色も同様に設定可能です。
チェックボックスと[条件付き書式]の連携で実現
以下はチェックボックスのON/OFFに連動して、D列に「TRUE」「FALSE」が表示されるように設定済みです。詳しい手順は以前の記事を参照してください。
「TRUE」「FALSE」がチェックボックと連動していれば後は簡単です。自動的にセルの書式を設定する機能といえば[条件付き書式]ですよね。書式を設定したいセル範囲を選択し、[新しい書式ルール]ダイアログボックスを呼び出して条件式と書式を設定します。
OFFの場合でも判定可能
ここではチェックボックスがON(TRUE)かどうかを判定しましたが、OFF(FALSE)の場合も判定できます。条件式を「=$D3=FALSE」として、セルの背景色をグレーアウトしておくという表現もできますね。また、[セルの書式設定]ダイアログボックスでは、取り消し線や太字なども設定できるので、ON/OFFの違いをより強調することも可能です。