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『ロードス島戦記』が王道2D探索アクションに! 「ロードス島戦記 -ディードリット・イン・ワンダーラビリンス-」
見知らぬ場所で1人目覚めたディードリットの運命やいかに…… 物語の展開にも注目
2022年1月7日 12:38
今回紹介するのは、アクションRPG「ロードス島戦記 -ディードリット・イン・ワンダーラビリンス-」。小説『ロードス島戦記』に登場する女エルフ「ディードリット」を主人公とした作品で、原作者の水野良氏も本作を監修している。
ゲームをスタートすると、ディードリットが見知らぬ場所で目を覚ます。ここがどこなのか、なぜ自分がここにいるのかもわからぬまま、周囲を探索することになる。
ディードリットは武器による攻撃とジャンプが基本アクションとなっており、サイドビューの2Dフィールドを探索してまわる。道中で新たな武器を手に入れて装備を切り替えたり、精霊や魔法を見つけて新たな力を得たりしながら、さらに探索範囲を広げていく。
フィールドではモンスターと戦うことになるほか、あちこちに仕掛けがある。弓矢で縄を切って仕掛けを外したり、精霊の力を使って罠を無効化したりと、パズル的に頭を使う場面も多い。
ここまでの説明でイメージできるとおり、本作のジャンルは公式に「メトロイドヴァニア」と呼称されている。特に戦闘が近距離戦主体で、中世ファンタジーの世界観もあり、雰囲気は「キャッスルヴァニア」にとても近い。
本作の特徴はアクションの自由度の高さ。攻撃は通常だと前方に向かって放つが、上や斜め上を押すとその方向に攻撃を繰り出す。またジャンプ中は下方向にも攻撃が可能だ。さらに精霊の力で空中を浮遊しながら攻撃を放ったり、弓矢の角度を精密に決めてから射たりともできる。その分、これらの操作を複合的に使わないと突破できない仕掛けも数多く出てくる。
特定のフィールドにはボスとなる敵も登場する。他の敵よりも攻撃パターンが豊富で、体力も多い。攻撃パターンを見切って反撃するのが基本だが、最初のうちは歯が立たないことも多い。もしやられても特にペナルティなくセーブポイントから再開できるので、この手のゲームに多い「死んで覚える系」の内容である。
モンスターや装備品などは、一度入手すると図鑑に登録される。単純に先へと進むだけでなく、アイテムをコレクションしていくやり込み要素もある。
作品としては、良くも悪くも2D探索アクションの王道であり、奇をてらった部分は少ない。『ロードス島戦記』自体が日本におけるファンタジー物語の王道を作った作品であり、誕生から30年以上が経過した作品であることを思えば、馴染みがあり遊びやすいゲームデザインの方がいいという判断なのだろう。筆者も実際にプレイしてみて、大いに同意する。
そして最も注目すべきは、ディードリットがこの先どうなるかという物語の展開だ。原作に登場したキャラクターも続々と現れるが、どうもディードリットと話が通じない。物語の謎はぜひ自分でプレイして解き明かしていただきたい。
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