Windows 11で絶対使いたいアプリ

Windows 11のちょっと残念なバッテリー表示を少しリッチにする「Fluent Flyouts Battery」

スライダーで電源モードの変更も可能

 Windows 11へアップグレードしたらぜひ試していただきたいオンラインソフトを紹介する本連載。第10回目となる今回は、バッテリー情報をちょっとリッチにする「Fluent Flyouts Battery」を取り上げる。

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 Windows 11でバッテリー残量を確認するには、[クイック設定]パネルを利用する。さらなる詳細情報を得たい場合は、バッテリー残量(%)のアイコンをクリックして「設定」アプリの[システム]-[電源とバッテリー]セクションへアクセスする仕組みだ。

Windows 11でバッテリー残量を確認するには、[クイック設定]パネルを利用する
「設定」アプリの[システム]-[電源とバッテリー]セクション

 しかし、これはちょっと面倒に感じることもある。もっと手軽に詳細なバッテリーの情報を得る方法はないだろうか。

コンパクトなフライアウトで詳細なバッテリーの情報をチェックできる「Fluent Flyouts Battery」

 そこでお勧めしたいのが、コンパクトなフライアウト(ポップアップ)で詳細なバッテリーの情報をチェックできる「Fluent Flyouts Battery」だ。Windows 10 バージョン 1809以降に対応しており、「Microsoft Store」から無償で入手できる。編集部にて動作を確認済みだが、まだプレビュー版なので扱いには注意していただきたい。

「Fluent Flyouts Battery」v3.1.9.0

 「Fluent Flyouts Battery」はタスクトレイに常駐し、バッテリー残量アイコンを表示する。アイコンをクリックするとフライアウトが現れ、バッテリーの残量や使い切るまで・・充電が完了するまでの時間、バッテリーの健康状態(公称容量と実際の容量の比)などをチェックできる。フライアウトの表示位置がずれていて見にくい場合は、ドラッグで位置を調整可能。設定画面では表示する項目の調整が行える。初期設定で通常問題ないと思われるが、邪魔な情報は表示したくないという場合には役立つだろう。

フライアウトの表示位置がずれていて見にくい場合は、ドラッグで位置を調整可能
設定画面

 また、電源モードを変更するスライダーが備わっているのも便利。一番右にすると「高パフォーマンス」、一番左にすると「電源節約」に電源設定が切り替わる。

番右にすると「高パフォーマンス」
一番左にすると「電源節約」

ソフトウェア情報

「Fluent Flyouts Battery (Preview)」
【著作権者】
FireCubeStudios
【対応OS】
Windows 10 バージョン 1809以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1.9.0