レビュー

ノートPCのバッテリーの使用履歴を抽出・表示「BatteryHistoryView」

Windows 10/11に対応

「BatteryHistoryView」v1.00

 「BatteryHistoryView」は、ノートPCなどに搭載されているバッテリーの使用状況データを抽出・表示するツール。Windows 10/11に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、「NirSoft」のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 Windows 10/11はバッテリーの状態を定期的に取得・記録しており、そのデータをグラフ化して「設定」アプリの[システム]-[電源とバッテリー]セクションで閲覧できる。詳細な情報を確認したい場合は、「コマンド プロンプト」などで以下のコマンドを実行し、HTML形式のレポートファイルを得ることが可能。

powercfg /batteryreport
「設定」アプリの[システム]-[電源とバッテリー]セクション
「powercfg /batteryreport」でHTML形式のレポートファイルを得る

 しかし、こうした整形済みのデータではなく、データベースに記録された生のデータを見やすく表示してほしいというユーザーもなかにはいるのではないだろうか。そんなユーザーにお勧めなのが、今回紹介する「BatteryHistoryView」だ。

 「BatteryHistoryView」は、「SRUDB.dat」データベースからバッテリーの使用状況の履歴データを抽出・表示するツール。タイムスタンプやサイクル(充放電の回数)、設計容量、実際の満充電容量、充電レベル、充電率などをリストビュー形式で一覧できる。列をダブルクリックすれば、それぞれのデータをプロパティ画面で閲覧することも可能。あまり使うことはないかもしれないが、他のPCのデータを読み込んで情報を表示することもできる。

バッテリーの使用状況履歴を抽出・表示
列をダブルクリックすれば、それぞれのデータをプロパティ画面で閲覧することも
他のPCのデータを読み込んで情報を表示することも

 そのほかにも、選択したデータをクリップボードへコピーしたり、全データ・選択データをHTML形式のレポートとして出力することが可能。コマンドラインでも動作するため、他のアプリと連携させるのも容易だ。外部ライブラリを必要とせず、実行ファイルのダブルクリックだけで手軽に利用できるポータブルアプリになっているので、USBメモリなどに入れて持ち運べるのもメリットといえるだろう。

選択したデータをクリップボードへコピー
抽出したデータをレポートとして出力

 なお、「SRUDB.dat」ファイルがロックされている場合は、管理者権限でアプリを開きなおす必要がある。とはいえ、確認ダイアログで[はい]をクリックするだけだ。ただし、リモートPCの場合はファイルがロックされていると読み取ることはできない。

「SRUDB.dat」ファイルがロックされている場合は、管理者権限でアプリを開きなおす必要がある

 また、バッテリーの仕様などを確認したい場合は、同作社製の「BatteryInfoView」を利用するとよい。

ソフトウェア情報

「BatteryHistoryView」
【著作権者】
Nir Sofer 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.00(22/09/14)