Windowsにまず入れる定番無料アプリ -2018年版-
パソコンに溜まったデータの掃除には「CCleaner」
不要なファイルやソフトの削除やレジストリの最適化も可能
2018年2月9日 06:45
Windows 10の提供が開始されてもう3年目。新調したWindows 10搭載のパソコンにも慣れている方も多いだろう。Windows 10の標準機能は豊富で、さまざまな新機能もアップデートで追加される。しかし、Windows 10をもっと快適に使えるフリーソフトも数多く公開されている。パソコンの普段使いに少し不便を感じている方も、もっと自分仕様にカスタマイズしたい方も、フリーソフトの導入を検討してみてはいかがだろうか。本連載では「Windows 10」で“使える”フリーソフトを厳選。機能だけでなくあわせて紹介する利用シーンも参考にして欲しい。
簡単なメンテナンスで作業環境を快適にする「CCleaner」
パソコンの購入時と比べて動作が遅いと感じることはないだろうか。不要なアプリやデータを削除しても、パソコンの動作は改善しないことも多い。そんな時は「CCleaner」をぜひ試してみて欲しい。「CCleaner」は、パソコン内に残ってしまった不要なデータを削除できる“クリーナー”ソフト。わかりやすいインターフェイスで手軽にパソコンをメンテナンスできるのが特徴だ。
アプリのアンインストールのほか、Webブラウザーのアドオンや一時ファイルの削除、重複ファイルの検索・削除などのメンテナンスが可能だ。さらに、Windows 10の設定画面からは変更しにくいスタートアップの管理や、不要なレジストリの削除などもできる。
“不要な”データをまとめて削除
まずは“不要な”データをまとめて削除してしまおう。「CCleaner」の画面左側から[クリーナー]を選択。[Windows]タブの[解析]ボタンをクリックすれば不要なデータを解析できる。削除する各項目のチェックボックスを任意にON/OFFすることも可能だ。
レジストリのメンテナンス
「CCleaner」なら、レジストリのメンテナンスも簡単。[レジストリ]→[問題をスキャン]をクリックするだけだ。レジストリのメンテナンス前にバックアップをしておけば安心だ。バックアップしたレジストリファイルをダブルクリックしてすぐに元に戻すことができる。
OS起動時に自動起動するソフトを管理
スタートアップ項目の面倒な管理も「CCleaner」に任せれば安心だ。[ツール]→[スタートアップ]の[Windows]タブから項目を選択して、[エントリの削除]ボタンをクリックするだけ。スケジューリングされたタスクやコンテキストメニューも同様の操作で管理できる。
Webブラウザーの拡張機能をアンインストール
Webブラウザーの拡張機能は[ブラウザプラグイン]から管理できる。各ブラウザー名のタブでインストールされている拡張機能を選択して、同じように[エントリの削除]ボタンをクリックすればいい。