やじうまの杜

Googleも使える! 「Edge」で右クリックメニューから選択テキストのWeb検索が可能に?

Bingさん、Cortanaさん、ごめんなさい……やっぱりGoogleの方がいいです……

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 OS既定のWebブラウザーを「Microsoft Edge」にして日頃から常用しているのに今までまったく気づいていなかったのですが、いつの間にか「Microsoft Edge」に便利な機能が追加されていたようです。

[Web 内の "(選択文字列)" の検索]メニュー

 最近のバージョンのWindows 10では、Webページでテキストを選択して右クリックすると、["(選択文字列)"について Cortana に質問する]メニューなどに並び、[Web 内の "(選択文字列)" の検索]メニューが追加されています。このメニューを利用すると、選択テキストを“Bing”で検索し、その結果を新規タブへ表示してくれます。

 しかも、それだけではありません。このメニューは「Microsoft Edge」の検索エンジンの設定と連動しているようで、たとえば検索エンジンを“Google”に変更する(やり方は過去記事を参照のこと)と、[Google 内の "(選択文字列)" の検索]という表記に変わります。実行すると、なんと選択テキストを“Google”で検索できるのです!

「Microsoft Edge」の検索エンジンを“Google”に変更
[Google 内の "(選択文字列)" の検索]メニュー

 わざわざ開発者向けオプションを有効化して野良拡張機能を導入しなくても済みますね。

 なお、編集部では「Windows 10 バージョン 1709」(OS ビルド 16299.309)でこの機能を確認しています。「Windows 10」や「Microsoft Edge」のリリースノートにあたってみたものの、この機能に関する記述はないようなので、もしかすると“A/Bテスト”(一部環境に先行導入してフィードバックを集めること)かもしれません。“まだ導入されてないよ”という方は、Windows 10を最新版へアップデートするか、機能が導入されるまでしばらく待ってみてください。

 これは個人的な、まったく個人的な意見ですが、「Microsoft Edge」はそれほど悪くないブラウザーだと思います。ただ、テキストを選択して調べるのに[Cortana に質問する]コマンドを使うしかない点や、“Cortana”が“Bing”しか使ってくれない点は苦痛でしかありませんでした。

「Microsoft Edge」がなんとなく使いにくい理由(筆者の独断と偏見に従い作成)

 そうした問題が解消されたのはかなり大きい……これを機会に「Microsoft Edge」もかわいがってあげてほしいと思います。

 ちなみに、本稿で掲載した円グラフの作成には「べつやくメソッドクリエーター」利用させていただきました。御礼申し上げます。