やじうまの杜

えっ、エクセルがリズムマシンに!? Excelマクロ「Drum Machine (For Excel)」は本格的

ベロシティの調節やスイング機能も搭載

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「Drum Machine (For Excel)」(画面領域が大きいためExcelの機能で60%に縮小して撮影、以下同)

 過去には歴史シミュレーションゲームシューティングゲーム麻雀などが作られてきたExcel歴史に新たな1ページが加えられました。その名も「Drum Machine (For Excel)」。Excelがリズムマシンになってしまうマクロです。そういわれてみると、Excelのセルはシーケンサーのピアノロールに見えなくもありません。

 「Drum Machine (For Excel)」の使い方は簡単で、まずマクロを有効にして作者のGoogle ドライブからダウンロードできるファイル“Drum Machine (For Excel) v1.1.xlsm”を開きけば利用できます。まずはI23:J24にある[Play Sequence]ボタンを押して、デフォルトのリズムパターンを聞いてみましょう。パソコン搭載のMIDI音源でドラムが演奏されるはずです。

 H31:W54までがシーケンスの入力領域になっており、1列が16分音符を表しています。
G列がオレンジ色になっている行に“x”を入力すると対応するタイミングでその行に設定された音が鳴る仕組み。G列が“Velocity”となっている行に1~127の数値を入力してベロシティを調節したり、G列が“Pitch”となっている行にノート番号を入力して鳴る音を変更できます。

 F列では、“Velocity”や“Pitch”のデフォルト値を設定可能で、E列の[Pattern○]ボタンで編集・再生するパターンを切り替えられます。初期状態ではPattern 1~6のデフォルトノート番号がMIDIのドラム用になっていないので、Pattern 7からコピーするとよいでしょう。

 Y列にある[Copy][Paste]ボタンでは入力したパターンを他のパターンへコピー可能で、[Clear]ボタンでパターンを全消去できます。パターンはデフォルトで7つのスロットが用意されていますが、D52に8以上の数値を入力して隣の[Open]ボタンを押すことで、パソコンのスペックが許す限りパターンを作成できます。また、57行のC列以降にパターンの数値を入力してパターンの演奏順を設定できるので、頑張れば1曲分のリズムパターンを作成することだってできるでしょう。

パターンの演奏順を設定できる

 さらに、B23:C26ではBPMや再生デバイスを変更できるほか、リズムをスイングさせることができ、シャッフル系のリズムも再生可能です。リズムマシンとして必要な機能はほぼそろっているといえるかも……?

BPMを変更したり、リズムをスイングさせることも

 実際使うとマシンパワー不足のせいか画面スクロールで再生速度が狂ったり、止まってしまうこともありましたが、Excelでここまでできるのは驚きです。まだまだ、Excelのマクロには大きな可能性が秘められているようです。