やじうまの杜
“twitter.com”の「IE 11」と旧UIのサポートが終了 ~「GoodTwitter」拡張機能などに影響
サポート済みブラウザーやデスクトップ向けクライアントアプリへの移行を
2020年6月2日 14:45
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
今日(6月2日)の朝より、一部の環境で以下のようなエラーメッセージが表示され、“Twitter”が表示できなくなっています。“twitter.com”の新しいユーザーインターフェイスに馴染めないユーザーの間で流行っていた「Google Chrome」用の拡張機能「GoodTwitter」にも影響が出ているようです。
このブラウザは現在サポートされていません
サポートされているブラウザに切り替えるか、ご利用のブラウザの情報を隠す拡張機能を無効にしてください。サポートされているブラウザのリストについては、ヘルプセンターをご覧ください。
これは“twitter.com”で「Internet Explorer 11」のサポートが終了したことに伴うもの。同時に、「Internet Explorer 11」でのみ利用可能だった“twitter.com”の提供も打ち切りとなります。
「GoodTwitter」の場合、ユーザーエージェント文字列(Webブラウザーの種類やバージョン、プラットフォームを特定するために使われている情報)を内部的に書き換え、古いWebブラウザーであると偽装して旧UIへのアクセスを実現していたのですが、この方法も利用できなくなります。拡張機能をアンインストールすれば問題は解消されるので安心してください。
ちなみに、サポートサイトによると“twitter.com”でサポートされるデスクトップ向けWebブラウザーは以下の通り。
twitter.comでは、以下のブラウザの過去1年のバージョンを公式にサポートしています。
- Edge(https://microsoft.com/edge)
- Safari(https://www.apple.com/safari)
- Chrome(https://www.google.com/chrome)
- Firefox(https://www.mozilla.org/firefox)
- Webkit/Chromiumエンジンを採用しているブラウザ(Opera、Samsung Internet、UCBrowserなど)
“twitter.com”の旧UIや「GoodTwitter」が利用できなくなったのは残念ですが、これも“Twitter”の機能とセキュリティを強化するために仕方のないこと。新しいUIに慣れるていくほかありませんね。もし興味があれば、“窓の杜”ライブラリに収録されているデスクトップ向けのクライアントアプリを試してみてください。気に入るものが見つかるかも。