やじうまの杜
「Windows 11 バージョン 24H2」が10月8日リリースされるという情報は誤り
Microsoftが噂を否定
2024年9月19日 09:58
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
公式ブログ「Windows IT Pro Blog」に掲載された記事をもとに、海外メディアや個人ブログの一部が「Windows 11 バージョン 24H2」の公開日を10月8日であると報じていますが、これは誤りです。
米Microsoftは9月18日(現地時間)、当該記事に「(記事に示した日は)月例のWindows Updateの日であり、Windows 11 バージョン 24H2の一般提供時期とは無関係である」と追記しています。
きっかけとなった記事は、企業・教育環境における「Microsoft Copilot」のセキュリティ強化などを案内するもの。「Microsoft Copilot」のエントリポイントが「Microsoft 365」アプリとなることなども併せてアナウンスされています。つまり、現在タスクバーにピン留めされている「Copilot」アプリ(Copilot in Windows)に代わり、今後は新たにピン留めされる「Microsoft 365」アプリから「Copilot」を利用することになります。これは「バージョン 24H2」で既定の仕様になりそうです。
「Microsoft Copilot」のエントリポイント移行は、2024年9月24日にリリース予定のオプションの非セキュリティプレビュー更新プログラムより、組織に管理されているPCへロールアウトされ、その後、サポートされているすべてのバージョンの「Windows 11」で月例のセキュリティ更新プログラム(Windows Update)とともに展開されます。この「Windows Update」は米国時間10月8日に実施されるわけですが、これは「Windows 11 バージョン 24H2」の公開日と一致するとは限りません。
ちなみに、「Windows 11 2023 Update」(バージョン 23H2)の一般提供が開始されたのは、米国時間で10月31日でした。今年はどうなるかわかりませんが、おそらく同じ時期にリリースされるのではないでしょうか。みんな忙しい「Windows Update」などは避けて。