ファイル操作の高速化テク

第2回

Windowsの玄人御用達! ファイルの右ドラッグを使いこなそう

ドロップ時に移動、コピー、リンクの作成が選べるだけでなく、追加のアクションも?

ファイルのドラッグ&ドロップで実行されるアクション、移動だっけ? コピーだっけ?

 前回は、ファイルのドラッグ&ドロップ中に修飾キーを押すと、実行されるアクション(移動・コピー・リンクの作成)を切り替えられることを紹介しました。しかし、なかにはキーボードを押すのが面倒だ、マウス操作だけで切り替えられないかと思う人もいるかもしれませんね。

 そのような場合は、ファイルを マウスの右ボタンでドラッグ (右ドラッグ)することをお勧めします。ファイルをドロップするとコンテキストメニューが現れ、アクションを選べるようになります。

ファイルを右ドラッグしてドロップするとコンテキストメニューが現れ、アクションを選べるようになる

 この方法が優れているのは、 シェル拡張メニューが利用できる 点です。たとえば、フリーの高速ファイルコピーツール「FastCopy」フリーの圧縮・解凍ソフト「CubeICE」(いずれも国産の定番アプリです!)をインストールした環境で右ドラッグを利用すると、「FastCopy」を利用したコピー・移動や、「CubeICE」を用いた圧縮・解凍のコマンドが現れます。

アプリが追加したシェル拡張メニューも利用できる