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Linuxカーネルのコンテナ技術を解説する人気シリーズ『Linux Container Book』第3弾が発売

『Linux Container Book 3』は特殊な機能やセキュリティ面における興味深い点を深掘り

『Linux Container Book 3』

 (株)インプレスは9月27日、書籍『Linux Container Book 3』(加藤 泰文 著)をインプレス NextPublishingから発売した。価格は電子版が1,980円、単行本が2,200円。

 本書は、Linuxカーネルのコンテナ関連技術に焦点を当てた『Linux Container Book』シリーズの第3弾。既刊の「Namespace/Network 編」と「cgroup v1 編」ではコンテナの主要機能を広範囲にわたって紹介しているが、本巻ではコンテナのセキュリティ機能における特異な側面や、利便性と安全性を両立させるための独自の工夫を含む機能について解説。

 日本発のLinuxディストリビューション「Plamo Linux」のメンテナである著者の視点から、従来のコンテナセキュリティ解説書では触れられていないような特殊な機能について深掘りしているため、読者はより包括的な知識の獲得を期待できる。

『Linux Container Book 3』目次

  • 第1章 コンテナとは
  • 第2章 本書で使うソフトウェアのインストール
  • 第3章 Linuxコンテナで使うセキュリティ機能
  • 第4章 ケーパビリティー
  • 第5章 User Namespaceとファイルケーパビリティー
  • 第6章 Seccomp