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Windows デスクトップ向け「LINE」アプリの自動更新機能に脆弱性

最新版のv4.8.2で修正済み。自動更新機能を使わず、新規インストールによる更新を推奨

「LINE」v4.8.2

 LINE(株)は19日、Windows デスクトップ向け「LINE」アプリに脆弱性が存在することを明らかにした。悪意を持って設置されたWi-Fiアクセスポイントなどを利用して「LINE」の自動アップデート機能を利用すると、不正なファイルをインストールされてしまう恐れがあるという。

 本脆弱性の影響範囲はv4.8.1.1112またはそれ以下のバージョンで、最新版のv4.8.2ですでに修正済みだ。しかし、自動アップデート機能そのものが環境によって安全ではないため、公式のダウンロードページからインストーラーをダウンロードして新規にインストールすることが推奨されている。「LINE」アプリのバージョンを確認するには、メイン画面左上にある設定アイコンを押すと現れるメニューで[LINE]情報コマンドを選択すればよい。

 なお、本脆弱性はUWP版「LINE」(現在の最新版はv5.3.0)には影響しないとのこと。

ソフトウェア情報

「LINE」Windows版
【著作権者】
LINE(株)
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.8.2