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仮想通貨のマイニングをブロック ~「IObit Malware Fighter 6.0」日本語版が公開
“Pro”版では“セーフボックス”と“MBR ガード”が新たに搭載
2018年6月21日 16:01
IObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は21日(日本時間)、マルウェア対策ソフト「IObit Malware Fighter 6.0」の日本語版を公開した。Windows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しており、現在同社の日本語公式サイトからダウンロードできる。
「IObit Malware Fighter(マルウェアファイター)」は、マルウェアやスパイウェアを検出・駆除するセキュリティ対策ソフト。“Free”版と“Pro”版がラインナップされており、“Free”版が無償で利用可能。
“Free”版では基本的なアンチマルウェア機能に加え、リアルタイム保護、仮想通貨マイニング対策、ポップアップ広告のブロック、DNS設定の改竄対策などが利用できる。他社製のセキュリティ対策ソフトと併用が公式にサポートされているため、メインのマルウェア対策ソフトを補完する“セカンドオピニオン”ツールとしても役立つ。
一方、有償の“Pro”版(希望小売価格3,980円、税抜き)ではランサムウェアの検出やプライバシー保護、自動アップデートなどが追加でサポートされる。また、ウイルス対策エンジン「Bitdefender」を有効化し、IObitの独自エンジンなどを加えたトリプルエンジン体制を構築できる。
メジャーバージョンアップとなる「IObit Malware Fighter 6.0」では、“ウェブサーフプロテクト&広告ブロック”に仮想通貨マイニングスクリプトをブロックする機能を追加。ワンクリックですべての通知を確認、処理できる“通知センター”が搭載された。また、ユーザーインターフェイスが改善され、高DPI環境への対応が強化されている。
加えて、“Pro”版では“セーフボックス”と“MBR ガード”が新たに搭載された。“セーフボックス”は指定フォルダーにデータを保護し、不正アクセスをブロックすることが可能。“MBR ガード”は「Golden Eye」や「Petya」のような、MBR(マスターブートレコード)をターゲットにした悪質な攻撃からPCを保護することができる。
なお、今回のメジャーバージョンアップを記念し、エクサゴンは「IObit Malware Fighter PRO」のモニターライセンスを配布するキャンペーンを実施している。モニターライセンスを利用すると、最大2カ月間“Pro”版の全機能が無償で試用可能。さらに試用レポートを8月20日までに提出すると、抽選で100名に製品ライセンス(1年間1台有効)が贈呈されるという。
ソフトウェア情報
- 「IObit Malware Fighter Free」
- 【著作権者】
- IObit Information Technology
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.0.2.4633(18/06/21)