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「OneDrive」サービスがアップデート ~同期の一時停止をより柔軟にコントロール

ローカルファイルを右クリックメニューから簡単に「OneDrive」へバックアップする機能も

オプションが拡充され、同期の一時停止を柔軟にコントロールできるようになった「OneDrive」

 米Microsoftは2月28日(現地時間)、2月に導入もしくは3月にリリースされる予定の「OneDrive」サービスのアップデートを発表した。デスクトップ向けクライアントアプリでは、同期の一時停止に関するオプションが拡充されている。

 「OneDrive」同期クライアントは、モバイル回線など“従量課金制”のネットワークに接続された場合や、バッテリー節約機能が有効になった場合に、ファイルの同期処理を自動的に一時中断する。今回のアップデートでは、この機能をオプションダイアログの[設定]タブで無効化できるようになった。このオプションはすでに利用可能だが、LTE接続機能やバッテリーを搭載していない端末では表示されないことがある。

 また、右クリックメニューからローカルファイルを「OneDrive」のルートフォルダーへ移動する機能が導入れた。紛失したくないファイルを手軽にクラウドへバックアップすることができる。

右クリックメニューからローカルファイルを「OneDrive」のルートフォルダーへ移動

 一方、モバイルクライアントでは共有ファイルの一覧画面が改善。誰といつ共有したかといったメタデータが表示されるようになったほか、メタデータをキーに並び替えを行う機能が追加された。

 そのほかにも、エンタープライズ向けの管理機能が何点か強化されているという。