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マインドマップツール「XMind」がオリジナル書体「NeverMind」を無償公開

個人ユーザーだけでなく、企業でも。アプリへの組み込みや改変も自由

「NeverMind」

 マインドマップツール「XMind」の開発元である香港のXMindは2月19日(現地時間)、オリジナル書体「NeverMind」の無償公開を発表した。個人ユーザーだけでなく、企業でも利用可能。現在、“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。ライセンスは“SIL Open Font License 1.1”で、フォント単体での販売こそ禁止されているが、アプリへの組み込みや改変は自由だ。

 「NeverMind」は、「XMind」のデザインチームによって製作されたサンセリフフォント。正方形や円、三角形といった図形を組み合わせた幾何学的なフォントだが、人間目線の微妙な修正が加えられており、モダンながらどこか親しみやすい。昨年発表されて以来、“どこからダウンロードできるのか”という問い合わせを多数寄せられたため、無償での公開に踏み切ったとのことだが、それもうなずけるクオリティだ。

 収録文字数はアルファベットと数字、句読点など500文字で、ラテン語系の40カ国語に対応。フォントのウェイトは100(Thin)~700(Bold)の7つ、幅は50(ExtraCondense)~100(Medium)の5つをサポートしている(現在ダウンロード可能な幅は2種)。

フォントのウェイトは7つ、幅は5つ