ニュース
日本に「Microsoft 365 Family」は導入されず ~日本マイクロソフトが日本展開を明らかに
Personal版は「Office 365 Solo」と同額で発売、Money in Excel/Presentor Coachも導入予定
2020年3月31日 14:00
日本マイクロソフト(株)は3月31日、米国で発表された新しい「Microsoft 365」の日本展開について明らかにした。「Microsoft 365」は「Office 365」に財務管理アドイン「Money in Excel」やプレゼン指南ツール「Presentor Coach」などのAI機能を付与した後継サービスで、日本時間4月22日から提供が開始される。
同社によると、最大6人まで利用できる家族向けサブスクリプション「Microsoft 365 Family」の日本導入は未定であるとのこと。PC/Android/Xboxの利用時間を管理したり、年齢にふさわしくないコンテンツへのアクセスを制限できる「Microsoft Family Safety」アプリも、4月22日の段階では提供されない。
一方で、以下のサービスについてはまず米国で展開したあと、日本でも導入が予定されているとのこと。
- 「Money in Excel」ソリューション
- 「Microsoft Editor」の類似性チェック機能などの一部機能
- 「Power Point」の「Presentor Coach」機能
- 「Excel」のデータタイプ機能
- 「Outlook」の「Play My Emails」(“Cortana”にメールを読み上げてもらうモバイル向け機能)
- 「Microsoft 365」契約者向けのパートナー特典プログラム
個人向けの「Microsoft 365 Personal」は全国の家電量販店およびオンラインショップ、“Microsoft Store”から発売される予定。“Microsoft Store”での販売価格は月額1,284円(税込み)で、現行の「Office 365 Solo」と変わりはない。