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「Docker Desktop」アプリにシェルを組み込んだチュートリアル ~まずはEdge版から
GitHubからのクローン、イメージのビルド、実行、Docker Hubでの共有までを2分ほどで体験
2020年4月17日 13:00
米Dockerは4月14日(現地時間、以下同)、公式ブログ“Docker Blog”で「Docker Desktop」アプリにチュートリアル機能を追加したことを明らかにした。2日付けでリリースされた最新プレビュー版「Docker Desktop Edge 2.2.3」で試すことができる。
「Docker」を導入してまず課題となるのが、コンテナーの扱い方だろう。「Docker Desktop」アプリをインストールしてみたものの、どうやって始めればいいかわからないユーザーは少なくないはずだ。
最新版の「Docker Desktop」アプリにはクイックスタートチュートリアルが組み込まれており、“GitHub”からのリポジトリクローン、コンテナーイメージのビルド、実行、“Docker Hub”でのイメージ共有までを、ものの2分ほどで一通り体験できるようになっている。
チュートリアルにはシェルが組み込まれており、ボタンを押すとコマンドが自動入力され、処理が進行していく仕組み。もちろん、コマンドをクリップボードへコピーしてシェルに張り付けたり、自分で入力することもできる。できればコマンドの意味も調べなら、自分で入力していくと理解が深まるだろう。
加えて、自分のペースで実践的な学習を行いたいというユーザーのためのローカルヘルプも追加されている。このヘルプはイメージリスト画面からアクセス可能で、イメージをビルドする方法やボリュームへデータを永続保存する方法、「Docker Compose」を利用してアプリケーションを設定する方法などが紹介されており、ネットワークやイメージビルドのベストプラクティスを学ぶことができる。