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GoogleのQUICプロトコルに対応した「アバスト無料アンチウイルス」の2020年10月更新
未知のファイルを詳細分析に提出するプロセスも簡単に
2020年10月1日 13:25
チェコのAVAST Softwareは9月30日(現地時間)、セキュリティソフト「アバスト(Avast)」の最新版v20.8(2020年10月アップデート)を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。
今回のアップデートでは100以上の修正や改善が施されたほか、アクセシビリティの向上が図られた。障害を持つユーザーにより適したデザインになったという。
機能面では、オンラインの脅威をスキャンする“Web シールド”でGoogleのQUICプロトコルがサポートされた。「アバスト」で識別できない未知のファイルに遭遇した場合に、より詳細な分析のために同社の“ThreatLabs”へファイルを送信するプロセス(CyberCapture)も見直され、従来よりも簡単に利用できるようになった。
そのほかにも、上位版の“プレミアム セキュリティ”では“リモートアクセス シールド”を強化。Sambaプロトコルのサポートに加え、リモート接続を試みる通信ログを表示する機能が導入された。また、ファイアウォールがVPNを認識するようになり、誤って未知のネットワークとして分類しないように改善されている。
「アバスト」は、“シールド”と呼ばれる保護システムでファイルシステムやWebブラウザー、メールソフトなどを防御するセキュリティソフト。ウイルス対策を中心とした基本機能を提供する“無料アンチウイルス”、インストール済みアプリを最新に保つ機能などを備える上位版“プレミアム セキュリティ”などのエディションがラインナップされており、無償で利用できる「アバスト無料アンチウイルス」はとくに人気が高い。対応OSは、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10。
ソフトウェア情報
- 「アバスト無料アンチウイルス」
- 【著作権者】
- AVAST Software s.r.o.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 20.8(20/09/01)