ニュース
「EmEditor」v20.2.0が公開 ~文字参照やパーセントエンコーディングのコピー変換が簡単に
ネストされたCSVへの対応強化、[列を分割]コマンドの高速化なども
2020年10月7日 15:02
米Emurasoftは10月6日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v20.2.0を正式公開した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
「EmEditor」v20.2では、前バージョンでサポートされた“ネスト(入れ子)”されたCSVデータへの対応を強化。要素を並べ替えたり、重複した文字列の削除したりできるようになった。
また、[検索][置換]ダイアログの[高度]オプションに既定から変更されたものがあった場合、[高度]ボタンにアスタリスク(*)が表示されるようになった。[高度]オプションに変更があることは一目ではわかりにくいので、地味ながら気の利いた改善だ。なお、ツールバーの場合はボタンが強調表示される。
そのほかにも、一部のツールチップに[コピー][変換]コマンドが追加された。「EmEditor」ではテキスト内に含まれるHTML/XML文字参照やパーセントエンコーディングをマウスオーバーすることで、デコードしたテキストをツールチップで確認できるが、そこから直接コピーや変換が行えるようになった。オートフィル・オートリピートの改善や、[列を分割]コマンドの高速化も図られている。
「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。有償ソフトだが30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。また、インストーラー版のほかにも、“Microsoft Store”から入手できるストア版が用意されており、年額2,350円で利用可能。最新のストア版は数日以内にリリースされる予定で、利用中の場合は自動でアップデートされる。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 年額税抜き4,800円(永久ライセンスは税抜き21,600円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 20.2.0(20/10/06)