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「Windows 10 May 2019 Update」のサポートは来月まで ~Microsoftが注意を喚起

セキュリティパッチの提供を継続的に受けるためにも、後継バージョンへの移行を

“Windows message center”でのアナウンス

 「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」のサポートは、12月8日(現地時間、以下同)をもって終了となる。米Microsoftは11月6日、“Windows message center”で改めて注意を喚起するとともに、後継版へのアップグレードを呼び掛けている。

 「May 2019 Update」は、2019年5月21日にリリースされたバージョン。Windows 10の各バージョンはリリースされてから18カ月サポートされるのが基本となっており、「May 2019 Update」の場合、今年12月までがサポート期間と定められていた。

 サポートが終了した後は、重要なセキュリティ更新プログラムを含むすべてのパッチが提供されなくなる。そのため、そのバージョンを使い続けることはPCを危険にさらすことになる。アップグレードが案内されたらそれに従い、後継バージョンへ更新することをお勧めする。

 自動更新の場合は「November 2019 Update(バージョン 1909)」へアップグレードされるようだが、コアは「May 2019 Update」と共通だ。変更点は少ないものの、その分トラブルに遭う可能性は低く、アップグレードにかかる時間も短い。安心して移行できるだろう。