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ARM版「Windows 10」と「Apple M1」にネイティブ対応した「Adobe Lightroom」

フォト製品の2020年12月アップデート

「Adobe Lightroom」がARM版「Windows 10」と「Apple M1」にネイティブ対応

 米Adobeは12月8日(現地時間)、フォト製品アップデートを発表した。今月のアップデートの目玉は、「Adobe Lightroom」がARM版「Windows 10」と「Apple M1」にネイティブ対応したことだ。

 これにより、「Lightroom」はデスクトップ(Mac、Win、Intel、ARM)、モバイル(iOS、Android)、Web(lightroom.adobe.com)の主要プラットフォームすべてでネイティブサポートされた。同社は今後もARMとM1への最適化を進めるとともに、Intelデバイスへの投資も継続してゆくとしている。

 なお、「Adobe Lightroom Classic」「Adobe Photoshop」「Adobe Camera Raw」に関しては現在、Apple M1への対応を進めている最中だ(「Photoshop」はベータ版がテスト中。ARM版「Windows 10」にもネイティブ対応する)。当面の間は「Rosetta 2」でトランスレーション実行する必要があるが動作検証は済んでおり、正式にサポートされているとのこと。

 そのほかにも、「ProRAW」フォーマットへの対応や「iOS 14」向け「Lightroom」ウィジェットの追加が行われた。一部の国ではデスクトップ版「Lightroom」の無料スタータープランも開始されている(日本は対象外)。