Mac版「Metasequoia 4」が“Universal App”に ～Intel/M1の両方にネイティブ対応

「Metasequoia 4」v4.7.6

　（株）テトラフェイスは1月26日、Windows/Mac対応の3DCGモデリングソフト「Metasequoia（メタセコイア） 4」の最新版v4.7.6を正式公開した。本バージョンでは、Mac版が“Universal App”となり、IntelとApple Silicon（M1）の両CPUでネイティブ動作するようになった。とくにApple Siliconデバイスではパフォーマンスとバッテリー効率の向上が期待できる。

　一方で、旧OSのサポートが困難になったとして、「OS X El Capitan（10.11）」と「macOS Sierra（10.12）」のサポートは打ち切られた。これらのOSを利用している場合は、OSをアップグレードするか、「Metasequoia」をv4.7.5aのまま使い続ける必要がある。

　そのほかにも、Windows版で高DPIモニターへの対応を強化。スケーリング倍率によってマウスカーソルが自動で調整されるようになった。また、「Python」のバージョンがv3.9.1へとアップグレードされている。

　「Metasequoia」はWindows/Macに対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。基本的なモデリング機能と独自ファイルフォーマットMQOでの保存は無償で利用できる。Windows版は64bit版を含むWindows 7/8.1/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

　有償ライセンスは2種類用意されており、ボーン機能などを備え、多くの出力形式をサポートした“Standard”エディションは5,500円（税込み）、計測機能などをはじめとする高度な機能が利用できる“EX”エディションは20,350円（税込み）となっている。