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「Google カレンダー」などでイベントの場所・ルートを手軽にチェック可能に ~サイドパネルに「Google マップ」が追加

すべての「Google Workspace」ユーザーに順次展開

「Google Workspace」アプリのクイックアクセスサイドパネルで「Google マップ」が利用できるように

 米Googleは4月19日(現地時間、以下同)、「Google Workspace」アプリのクイックアクセスサイドパネルで「Google マップ」が利用できるようになったと発表した。すべての「Google Workspace」ユーザーが利用可能で、即時リリース方式のドメインの場合は本日から、計画的リリース方式のドメインの場合は5月3日から段階的に解放される。

 クイックアクセスサイドパネルは、「Gmail」や「Google カレンダー」、「Google ドライブ」といった「Google Workspace」アプリの画面右側に用意されているツールバー&パネル。メインのアプリを使いながらサブのアプリを利用できるようにしたもので、「Google Keep」のメモをチェックしながらメールを書いたり、あとで返信しなければならないメールを「ToDo リスト」へ登録するといった使い方ができる。複数のタブを切り替える必要がないので手軽だ。

 今回のアップデートの利点は、「Google Workspace」アプリの住所・位置情報リンクをクイックアクセスサイドパネルの「Google マップ」で簡単にチェックできるようになることだ。カレンダーに登録されたイベントの開催場所をチェックしたり、ルートや移動にかかる時間を確認して、出発時刻を決めるのに役立つ。また、自分が登録したイベントの場所が正しいかを見直すときにも役立つだろう。