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最新版の「CCleaner」で空き領域を復元不能にする機能が復活 ~テストでは問題を再現できず
「Slack」のキャッシュをクリーニングする機能も追加
2021年5月11日 06:45
英Piriform Limitedは4月29日(現地時間)、定番のシステムクリーナーソフト「CCleaner」の最新版v5.79.8704を公開した。本バージョンでは、空き領域以外も消去してしまうというユーザーからの不具合の報告を受け、一時的に利用できなくなっていた空き領域を復元不能にする機能が復活している。
同社によると、テストでは報告された問題を再現できなかったため、問題が発生する状況を調査するため、機能を有効にするとともに新たな診断レポートを追加しているという。不具合が修正されているわけではないため、利用はテスト環境などの壊れてもかまわない環境でのみ使用するべきだろう。
そのほかにも、「Slack」のキャッシュをクリーニングする機能も追加された。クリーニングする場合もメッセージ履歴は対象から除外される。なお、編集部で試用したところ、ストアアプリ版「Slack」のキャッシュはクリーニングできず、「Slack」の公式サイトからダウンロードしたデスクトップ版のみが対象のようだ。
「CCleaner」は、PC内の不要なデータを手軽に削除できるシステムクリーナーソフト。無償版は自宅での利用に限り利用可能で、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応している。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「CCleaner」
- 【著作権者】
- Piriform Software Ltd.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ、寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.79.8704(21/04/29)