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定番ターミナルエミュレーター「Tera Term」が1年半ぶりにアップデート ~v4.106が公開
端末横幅の最大値が500文字から1,000文字へ拡大
2021年6月7日 14:40
定番ターミナルエミュレーター「Tera Term」の最新版v4.106が、6月5日に公開された。1年半ぶりのリリースだという。
【業務連絡】
— 🍎ゆたかさん🍮フォロバ100%🍓 (@yutamonsan)June 5, 2021
Tera Term 4.106を公開しました。
1年半ぶりのリリースです。https://t.co/BeaOTrypca
「Tera Term」は、寺西高氏によって開発された老舗のリモートログオンクライアント(初版は1994年2月24日)。当初はWindows 3.1で動作する16bitアプリだったが、その後さまざまな開発者による協力を得て、32bit化やSSH対応、UTF-8のサポートなどが行われた。現在ではTeraTerm Projectの下、オープンソースアプリとしてメンテナンスされている。現在、「OSDN」や窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。
v4.106は、不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート。変更点は、端末横幅の最大値が500文字から1,000文字へ拡大されたことと、シリアルポート設定のストップビットから1.5ビット対応が取り除かれたことのみだ。
また、「TTSSH」がv2.92へ、「Oniguruma」がv6.9.7.1へ更新されるなど、各種ライブラリの差し替えが行われている。「TTSSH」では「OpenSSL」のアップデート(1.1.1dから1.1.1kへ)も行われているので、利用中の場合は最新版への移行をお勧めする。
ソフトウェア情報
- 「Tera Term」
- 【著作権者】
- TeraTerm Project
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2003 R2/2008/2008 R2/2012/2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.106(21/06/05)