無料のオフィススイート「LibreOffice 7.2.1 Community」が公開

The Document Foundation、「LibreOffice 7.2.1 Community」を公開

　The Document Foundation（TDF）は9月16日（中央ヨーロッパ時間）、「LibreOffice 7.2.1 Community」を公開した。「LibreOffice 7.2」系統で初めてのマイナーアップデートとなる。

　「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

　今回リリースされた「LibreOffice 7.2.1 Community」はテクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新バージョン（Fresh）。87件の修正が行われており、ドキュメントの互換性が向上しているという。

　なお、安定した動作が重要な環境では、既存機能の改善に注力した安定（Still）版「LibreOffice 7.0」系統の利用が推奨されている。現行の最新版は先日リリースされた「LibreOffice 7.1.6 Community」。