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「Zoom」の文字起こし機能が無料アカウントでも利用可能に ~会議前の双方向チャット機能も

参加者が自由にスライドを制御できる設定も追加

 米Zoom Video Communicationsは10月25日(現地時間)、オンラインビデオ会議ソフト「Zoom」のクライアントアプリの最新版v5.8.3を公開した。

 Windows版は現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。モバイル版(iOS/Android)もそれぞれのアプリストアで提供されている。

 最新版では、今年初めに予告されていた通り、ライブ文字起こしサービスが無料アカウントを含めたすべてのアカウントで利用できるようになった。会議やウェビナーで使用するには、Webの[設定]-[ミーティング]画面の[ミーティングにて(詳細)]エリアで[字幕機能]を有効にする必要がある。

字幕機能の設定画面

 会議前後の参加者とのチャット機能も新たに追加された。会議のホストまたは共同ホストは、会議の前後にもチャットルームで待機中の参加者全員、もしくは個人宛に向けメッセージを送ることができる。参加者からの返信を見られるのは会議のホストと共同ホストのみとなっている。この機能はクライアントバージョン5.8.0以降で利用できる。

 併せて、テキストチャット機能も更新された。連絡先とチャネルの検索結果に、未読メッセージ数が表示されるようになっている。新しいメッセージを大量に受信するユーザーでも、未読メッセージを一目で確認可能だ。

 そのほか、最近のチャット履歴を見られる専用ボタンが追加された。チャネル、1対1のチャット、マルチユーザーチャットの最近のメッセージ10件にすぐアクセスできる。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.8.3(21/10/25)