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Linux版「Microsoft Edge」が正式公開 ~約1年のプレビューテストを経てようやくリリース

Dev版「Edge 97」のサーフィンゲームにはLinuxペンギン「Tux」が登場

Linux版「Microsoft Edge」の安定版が正式リリース

 米Microsoftは11月2日(現地時間)、テクニカルカンファレンス「Microsoft Ignite」で、Linux版「Microsoft Edge」の正式リリースを発表した。昨年10月からプレビュー版のテストが続けられていたが、ようやく安定版となった。

 今回のリリースにより、「Edge」はWindows、Mac、Linux、iOS、Androidといった主要なプラットフォームすべてに対応したことになる。マルチプラットフォーム対応では「Google Chrome」や「Firefox」に後れを取っているが、「Microsoft アカウント」をメインに使っているユーザーや「Microsoft 365」を導入済みの企業・学校を中心に普及が進みそうだ。

 Linux版「Edge」は現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。日本語サイトはまだ更新されていないようだが、英語サイトにはDEBパッケージとRPMパッケージへのリンクが記載されている。また、Linuxのパッケージマネージャーからコマンドラインでインストールすることも可能。

 同社はLinux版のリリースを記念して、Dev版「Edge 97」のサーフィンゲーム(edge://surf)にペンギンの姿をしたLinuxのキャラクター「Tux」を登場させている。

Dev版「Edge 97」のサーフィンゲームに「Tux」が登場