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Linux版「Microsoft Edge」が登場 ~“Dev”チャネルで提供が開始される

「Ubuntu」、「Debian」、「Fedora」および「openSUSE」をサポート

Linux版「Microsoft Edge」を“Dev”チャネルでリリース

 米Microsoftは10月20日(現地時間)、Linux版「Microsoft Edge」を“Dev”チャネルでリリースした。「Ubuntu」、「Debian」、「Fedora」および「openSUSE」の各ディストリビューションで利用可能。

 初期のプレビューリリースは、LinuxでWebサイトやWebアプリケーションを構築・テストしている開発者に一通りの機能を提供することを目指している。そのため、コアのレンダリング機能や拡張機能、開発者ツール、テストの自動化などはWindows版やmacOS版と同じように動作する。最近導入されたスクリーンショット機能も利用できるようだ。

 一方で、“Microsoft アカウント”を利用した設定の同期機能などはまだサポートされていない。これらは今後の課題となる。

 Linux版「Edge」は現在、“Microsoft Edge Insider”から無償でダウンロード可能。“.deb”パッケージと“.rpm”が選択できる。また、それぞれのディストリビューション標準のパッケージ管理システムから導入することも可能。MicrosoftのLinuxソフトウェアリポジトリを追加すれば、“apt install microsoft-edge-dev”や“dnf install microsoft-edge-dev”といったコマンドで簡単にインストールできる。