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「Docker」Visual Studio Code拡張機能がComposeファイルの補完・ヘルプ・検証に対応

「Docker Compose Language Service」が既定で有効化

「Visual Studio Code」向けの「Docker」拡張機能に「Docker Compose Language Service」が追加

 米Microsoftは11月16日(現地時間)、「Visual Studio Code」向けの「Docker」拡張機能に「Docker Compose Language Service」を追加したと発表した。Docker Composeファイルを編集する際に、入力支援機能「IntelliSense」、簡易ヘルプを表示するツールチップ、構文が正しいかどうかを検証するツールなどが利用できるようになる。

 「Docker for Visual Studio Code」は、コンテナー化されたアプリケーションの構築、管理、デプロイを支援する拡張機能。昨年3月にv1.0へ到達したあとも改善が続けられており、執筆時現在の最新版はv1.18.0となっている。

 「Docker」拡張機能v1.18.0では「Docker Compose Language Service」が既定で有効化され、ボリュームやポートなどを[Tab]キーで補完できるようになったほか、Composeキーワードに関する説明をツールチップで表示したり、右クリックでComposeファイルのフォーマットが行えるようになった。YAMLフォーマットが正しく記述できているかをチェックしたり、Dockerイメージのハイパーリンクを利用することもできる。

ボリュームやポートなどを[Tab]キーで補完

 「Docker」拡張機能は現在、「Visual Studio Marketplace」から無償で入手可能。「Visual Studio Code」内から検索してインストールすることもできる。PCに「Docker」がインストールされていれば、「Visual Studio Code」が「Docker」拡張機能をインストールするように案内してくるので、それに従ってセットアップしてもよい。

ソフトウェア情報

「Docker」Visual Studio Code向け拡張機能
【著作権者】
Microsoft
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.18.0(21/11/16)