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Windows 11で新しい絵文字セットの一般提供が開始 ~クリッパー君やEmoji 13.1の絵文字も

身近さ・親しみやすさを感じさせる「Fluent Design System」準拠のデザイン

Microsoft、「Windows 11」で新しい絵文字セットの一般提供を開始

 米Microsoftは11月22日(現地時間)、「Windows 11」で新しい絵文字セットの一般提供を開始と発表した。Windows 11には1,800以上もの絵文字が含まれるが、すべてがデザイン言語「Fluent Design System」のもと、一貫性のあるデザインに改められた。

 新しい絵文字は、Windows 11のデザイン原則である「自分だけの」(personal)と「親しみやすい」(familiar)という2つの要素を重視しているとのことで、カラー粘土で作られたかのような立体感と、鮮やかな色遣いが特徴的だ。最近ではチャットやミーティングでちょっとしたリアクションを返すのにも絵文字が多用されており、会話に親しみや人間味を持たせるためにも、こうしたモダンで表現力豊かな絵文字が果たす役割は大きくなっている。

 この文字セットは、同日リリースされた2021年11月のプレビュー更新プログラム(Cリリース)に含まれる。「雲に包まれた顔」や「燃え盛るハート」など、「Emoji Version 13.1」に準拠した絵文字に対応するほか、かつて「Office アシスタント」を務めていた「クリッパー」(Clippy)君をモチーフとした「クリップ」の絵文字も利用できるので、ぜひ活用してみてほしい。

かつて「Office アシスタント」を務めていた「クリッパー」(Clippy)君がモチーフとした「クリップ」の絵文字

 Windows 11で絵文字を入力するには、[Windows]+[.]キーでアクセスできる絵文字パッドが便利だ。絵文字だけでなく、記号や顔文字、GIFアニメーションにも対応しており、キーワードで検索することもできる。