ニュース

Windows 10/11にCパッチ ~一部の画像編集ソフト・特定のHDRディスプレイで正しく色が表示されない問題に対処

Bluetoothオーディオの応答停止や複数ディスプレイでデバイスが動作しない不具合も修正

Microsoft、すべてのサポート中Windows 10/11バージョンに対しCパッチをリリース

 米Microsoftは1月25日(現地時間)、2022年1月のプレビュー更新プログラムをすべてのサポート中バージョンのWindows 10/11に対してリリースした。

 今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないオプションのパッチ(Cリリース)。米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。

 「Windows 11」における変更のハイライトは、以下の通り。

  • ハードウェアアクセラレーションされたBluetoothオーディオをサポートする一部のデバイスで、オーディオサービスが応答しなくなる問題に対処
  • アプリが実行されていないにもかかわらず、タスクバーのアイコンがアクティブ表示される問題を解決
  • タスクバーの音量アイコンが誤ってミュートと表示される問題に対処
  • 複数のディスプレイに接続されている場合に、デバイスが動作しなくなる問題に対処
  • セカンダリディスプレイのタスクバーにアイコンが表示されない場合がある問題に対処
  • サポートされているすべてのシステムにおいて輝度の自動調整を改善し、低照度下での応答性を向上

 また、一部の画像編集ソフトにおいて特定のHDRディスプレイで正しく色が表示されない問題も解決されているとのこと。

 今回リリースされたパッチは「オプション」として配信されており、かならずしも適用する必要はないが、これらの問題に悩まされている場合はインストールしてもよいだろう。「Windows Update」を手動でチェックして[ダウンロードしてインストール]というボタンが現れた場合は、それをクリックすることで適用できる。

「Windows Update」を手動でチェックして[ダウンロードしてインストール]ボタンを押す(Windows 11の場合)