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ウクライナとの無料通話が可能になった「Skype 8.82」

ウクライナ語翻訳やウクライナとの連帯を表すエモーティコンも追加

Windows版「Skype 8.82」

 米Microsoft傘下のSkypeは3月12日(現地時間)、「Skype 8.82」のプレビュー版を公開した。すでに製品版の展開も始まっているようだ。

 「Skype 8.82」における変更点は、昨今のウクライナ情勢に対応したものが主だ。すべてのプラットフォームでウクライナとの無料通話がサポートされたほか、ウクライナ語への翻訳対応、ウクライナを支援するエモーティコン(ウクライナの国旗をモチーフとしたハート・握手・祈り)が追加されている。

ウクライナとの連帯を表すエモーティコンも追加

 また、Android版では「Google Play」のアプリ内課金システムがサポートされた。アプリから月額プランへの加入や「Skype」番号の購入が可能となっている。

 なお、先日発表された「Skype」通話が録画できない問題は解決されたとのこと。

 「Skype」は、クロスプラットフォーム対応のコミュニケーションツール。携帯電話や固定電話への通話をサポートするほか、最大100人のグループビデオ会話、音声・ビデオ通話のリアルタイム字幕表示、スクリーンの共有、通話の録音といった機能が利用できる。

 対応プラットフォームはデスクトップ(Windows/Mac/Linux)、モバイル(iOS/Android)、Web(web.skype.com)。Windows版はWindows 7以降に対応しており、現在公式サイト「skype.com」から無償でダウンロード可能。Windows 10/11ならば「Microsoft Store」からストアアプリ版を入手することもできる。