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Microsoft、Windows 10/11の2022年4月Cリリースを提供開始
セキュリティ関係の修正を含まないオプションパッチ
2022年4月26日 10:01
米Microsoftは4月25日(現地時間、以下同)、2022年4月のプレビュー更新プログラムをすべてのサポート中バージョンのWindows 10/11に対してリリースした。
- Windows 11 バージョン 21H2:KB5012643
- Windows Server 2022:KB5012637
- Windows 10 バージョン 21H2:KB5011831
- Windows 10 バージョン 21H1:KB5011831
- Windows 10 バージョン 20H2:KB5011831
- Windows Server 2019:KB5012636(21日より提供中)
今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないパッチ(Cリリース)。米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。「Windows Update」を手動でチェックして[ダウンロードしてインストール]というボタンが現れた場合は、それをクリックすることで適用できる。
あくまでも「オプション」として配信されており、かならずしも適用する必要はないが、新機能をいち早く試してみたい場合は試してみてもよい。不具合の修正も含まれているので、トラブルに悩まされている場合はインストールすることで解決されることもある。
「Windows 11」における変更のハイライトは、以下の通り。
- Windowsのセキュアブートコンポーネントのサービスを強化
- 特定のPOS端末でOSの起動が約40分遅れる問題を解決
- ビデオ字幕の位置が正しく揃わない問題に対処
- タスクバーの天気アイコンの上に気温を表示するように
- 最大化したアプリケーションのウィンドウで最小化、最大化、および閉じるボタンを使用できない問題を解決